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『世界にまるで不用の物なし』発酵しば漬けと味噌を眺めながら

こんにちは。

久々のブログになりましたが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。

 

6月も半ばにさしかかり、今週の関東は気温もグンと上がって夏日の予報です。

梅雨入りは今週末くらいとも予報されて、初夏から夏へ。

 

お店では青梅や赤紫蘇がならび、

先日、毎年のお楽しみ 発酵しば漬けと紫蘇ジュース、青梅のはちみつ漬けを作りました^^

 

私は毎回、榎本美沙さんの「ふたりごはん」のレシピで作っています^^

 

初夏!を感じる元気な葉を黙々と枝から切り離します

キュウリの食感が好きなので、キュウリ多めです^^


赤色に染まりながら、じわじわ発酵中です。

手作り味噌。作って4ヶ月。こちらもじわじわ発酵中。


今もまだ寝かせ中の発酵しば漬け、そして今年のはじめに仕込んだ味噌の出来具合を見ていましたら、

先月のパステル和みじかんで行きました緑地内にある神社の、掲示物の言葉を思い出しました。

 

東京都神社庁が毎月紹介している言葉の掲示物。

5月は、南方熊楠さんの、『世界にまるで不用の物なし』でした。


南方熊楠は、明治はじめの1867年生まれ、和歌山県出身の学者さんです。

博物学者・生物学者・民俗学者として活躍され、「粘菌」の発見をはじめ微生物の研究は世界的に知られています。

 

自然界に生きるものそれぞれの価値を見いだし、生態系に果たす役割を探求されていたことから、

 

『世界にまるで不用の物なし』(十二支考の「鼠に関する民俗と信念」ロシアの油虫封じの行事、より)

 

自然界すべてが相互に関係し合い、何一つ無駄なものはないと信じていた。という、南方さんの探求と思いが垣間見える言葉でした。

 

散策した緑地も、様々な恵みとめぐりが感じられる その言葉どおりの場所です。

末永くそう感じられる場所であってほしいと、あらためて思いました。

そして我が家の中にある恵みと、めぐり。

 

発酵しば漬けは、野菜に付いている菌を乳酸発酵させたもの。

味噌は、麹菌を発酵させたもの。

 

野菜や大豆などの素材と、塩と、目には見えないけれど大活躍中の菌と。

 

手作りなので、当然私の手も加わって。

味噌は一緒に作った方たちの手も加えてもらっていて、さらにパワーアップ中!

 

 

「手前味噌ながら。。」

 

「今年の発酵しば漬けも、久々の味噌づくりも、最高の出来になること間違いないです!!」

 

青梅のはちみつ漬け。こちらは3日間漬けて出来上がるのでさっそくいただいてます^^

 

写真は昨年のしば漬けです。ほんのり酸味が美味しくて。今年も楽しみです^^


榎本美沙さんのレシピです♪

☆発酵しば漬け https://www.futari-gohan.jp/shibazuke/

☆赤紫蘇ジュース https://www.futari-gohan.jp/akashiso-juice/

☆青梅のはちみつ漬け https://www.futari-gohan.jp/ume-honey/