· 

真っ直ぐに見上げて ~竹の子から、若竹へ~

 

こんにちは。

先日、東大和市立狭山緑地にあります竹林のそばを歩いていましたら、

「カサササッ!」っと何かが上から降ってきました!

 

あ~ビックリした。。。何じゃこりゃ? 一瞬なんだか分かりませんでしたが、竹の皮でした。

 

見上げると、竹皮に包まれた若い竹が、青々とした竹色をのぞかせながらグーンと生長していました。

え?? 竹の子、もうこんなにも生長してる!それにもビックリ!!

 

この日は風が強くて、葉のこすれる音、そして竹皮がカサカサと降る音があちらこちらで聞こえました。

地際の部分も太くなって皮がはち切れていますね~

葉の入れ替わりも終わりましたかね。

葉っぱも青々としていて、若い竹たち、先輩の竹たち、真っ直ぐに清々しいです^^

竹は昔から人の暮らしと日本文化に欠かせない、生活資材ですね。

 

竹の持つ強靱さと柔軟性、そして抗菌作用。

竹皮もおにぎりなどの食材を包むものとして使われてきましたものね。

 

どんな利用があったかな。。と思って挙げてみました。

 

①建築資材・・・外装や内装資材、土壁の下地など

②日用品・・・器、竹かご、竹串、竹箒など

③工芸品・・・笛、茶道品、華道品、民芸品など

④竹炭・・・燃料、消臭剤、土壌改良材、調湿剤、水質改善剤など

⑤竹皮・・・おむすびや肉などの包み素材など

⑥竹の葉・・・笹寿司、笹団子、笹かまぼこ などの包み素材など

⑦武道具・・・竹刀、弓など

 

まだまだありますよね。

竹ひとつから、こんなにも様々な利用法。あらためて意識してみると、素晴らしいです。

さまざまな利用の知恵もそうですし、見上げたときの清々しさ。

 

この清々しさを今年も感じさせていただき、丁寧にお手入れを続けてこられている皆さまに感謝です。

 

東大和市狭山緑地雑木林の会

 

私も会員として参加していますが、まだまだ参加回数少なく、、今年はもっと参加したいと思っています^^