こんにちは。
「紅のめぐり」というタイトルの絵を描き、印象深かったことを書き留めています。
3つめは、紅花染め体験のときにお聞きしたお話が心に残りました。
紅花摘み体験と同じ山形県西置賜郡白鷹町にあります、小松織物工房さんで紅花染めを体験しました。
白鷹紬(しらたかつむぎ)という、織る前の糸を「板締絣染め」染色する技と細やかな織りによる紬を作られている工房さんです。
白鷹紬
紅花染めは、退色しやすいデリケートなものだそうです。
いつまでもその鮮やかさを保ってほしいと思いつつも、
徐々に色あせていく儚さと、日本の美を感じ取り、
「色と一緒に年を重ねる」「限りある豊かさ」も良しとして楽しむ、愛しむ。
それらのお話とともに仕上がったやわらかな淡い紅色を見ましたら、
変化していくもの・生きているものの素晴らしさをあらためて感じました。
紅花染めは、冬の季節に染める「寒染め」がとても美しいのだそうです。
花の季節だけではなく、
一年を通して彩りと手仕事の旬の時期があり、紅のめぐりが続いていることを知ることができました。
ありがとうございました(o^^o)
紅のめぐり、とても気に入ってくださった方のもとへ行きました。
ご縁に感謝の気持ちでいっぱいです!
紅のめぐりは、ここでも続いています(o^^o)