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ムラサキケマンの露玉

こんにちは。

今日は一日雨降り。

乾燥続きだったので、草木にとっては潤い得た日でしたね。

 

日曜は市立狭山緑地のボランティア作業に参加してきました。
集合場所に行く途中、大好きなカキドオシ群生エリアに立ち寄って様子を見るのが楽しみなのですが、

昨日 目を惹いたのは、葉っぱ全体に水滴が付いているムラサキケマンの葉でした。

水滴がとても綺麗!

 

雨が降ったので、その水滴?

それにしては葉先に整然と付いていて不思議。。

 

この水滴は“露玉”と呼ばれ、葉にある水孔(すいこう)という部分から吸収しすぎた余分な水分を出したもので、

イネ科の植物やサトイモやフキ、ユキノシタ、アジサイなどにあり、全部の植物にあるわけではないのだそうです。

 

綺麗~!だけで過ぎ去るのはもったいない、彼らの暮らしのサイクル。

 

面白いですね、出会えてよかった^^

 

 

そしてムラサキケマンは全草有毒です。食べてはいけません。

 

こちらの写真は昨年の4月の様子です。

 

ピンク色の細長い花を咲かせ、食することができるカキドオシやドクダミ、ヨモギと混在してワサワサに。

 

私たちの暮らし目線とともに、

そこにいる何気ない草たちの個性や暮らしっぷりが知れたとき、共に生きていることや彩りがぐーんと広がりますね^^

この冬も、カキドオシ達はふかふか落ち葉の布団のなかであたたかく過ごしてました^^

【ムラサキケマン】紫華鬘

・ケシ科キケマン属

・原産地は日本や中国、台湾

・「華鬘」は仏教のお供えの花飾りのひとつで、花の様子が華鬘に似ていることが由来とのことです。

 

【カキドオシ】垣通し

・シソ科カキドオシ属

・原産地は日本や東アジア

・お茶などの利用で日本の暮らしで利用されてきた和ハーブです。

・「グレコマ」という斑入りの種はヨーロッパ原産です。