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定点観察~カキドオシ~

12月のカキドオシ。

 

家から自転車で約15分の場所にある市立狭山緑地に行きカキドオシの定点観察してきました。

落ち葉で冬支度オッケーだね、あったかそう^^

 

“垣根”を“通して”隣家へと入り込むたくましさから、「垣通」の名が付いたそう。

 

確かに、ツルが伸び、葉茎の根元から根っこを出して定着してる。

たくましい~

 

どんどん広がるので雑草扱いされることも多々のようですが、このカキドオシ、昔から民間薬として重宝されてきた薬草でもあります。

 

利尿作用、血圧や血糖値を下げる効果や、別名「カントリソウ」という名もあるとおり、子供のかんの虫を和らげるためにも使われていたそうです。

海外生活中、西洋ハーブを見てはウキウキしてたのと同時に、あれ、ところで私たち日本人が心に留めるべき、語るべき草木って何だっけ...

そんな思いや疑問を持って日本に帰ってきました。

 

その後、日本人の生活と健康を支えてきてくれた草木に注目し、和ハーブについて今勉強中&実際に見て触れています。

 

その和ハーブのひとつ、カキドオシ。

 

今まで暮らしてきた場所にもあったはず。

でも、一度も気に留めたことがありませんでした。。

 

まだまだ知らないことだらけ。

 

でも今、この視点を得ることができて良かった。

 

 

実際に見て触れて、心に留めて、

その先をお伝えできるようになれたらと思っています。