5月に入るとソワソワしてくるのが、西洋ニワトコ（独：Holunder、英：Elder）の花の開花です。
今年もホールンダーの花シロップを仕込みました。仕込んで4～5日後には出来上がります。
ドイツなどではホールンダーシロップは馴染みのものとして家庭で作られたり、市販のものも色々あります。
日本でいうと梅シロップや紫蘇ジュースのような感じですかね(^^) 水や炭酸で割っていただきます。他にも使い方いろいろ。
ホールンダーよりも、エルダーフラワーのシロップというと「ああ！あれね！」と思う方も多いでしょうか。私もホールンダー＝エルダーだとはすぐに気が付きませんでしたから。
今年は昨年よりも開花が早かったです。
ああ！もう咲いてる！？と一気にソワソワし始めましたが、雨の日も多く、1回目の花摘みは雨が上がった翌日に、そして昨日はお天気が続いての満開時期に。
ちょうど5月29日は満月の日でしたので、ググッと花も天に向かって花開くベストなタイミングだろう！ということで、満を持しての花摘みへ。
ヨーロッパ原産だけあって、雑木林や公園、道路沿いなどですぐに見つけることができます。
あまり人の手が入っていない、空気のよい場所に咲く花を少しいただきました。ある日はお父さんと息子さんが、昨日は母娘さんでしょうか、のんびり散歩しながら同じように花摘みをしていました。
花はほんのり甘い香りがします。
昨日は午後から雨が降る感じの少し蒸した空気だったので、木の近くを通ると鼻の奥がツンとくるくらいの満開の香り。
今回のシロップはきっと良い仕上がりです(*^-^*)